暖房の電気代を比較

エアコン・電気ストーブ・こたつなど、7種類の暖房の電気代を1時間と1か月で比べました。結論は「部屋全体を暖めるならエアコン、自分の体だけならこたつや電気毛布」です。

1時間・1か月の電気代の比較表

1日8時間・30日使った場合です。電気料金の単価は目安単価の31円/kWhで計算しています。

暖房消費電力1時間1か月暖まる範囲
エアコン(暖房・6畳)700W21.7円5,208円部屋全体
電気ストーブ(強)800W24.8円5,952円近くだけ
セラミックファンヒーター(強)1,200W37.2円8,928円近くだけ
オイルヒーター(強)1,200W37.2円8,928円部屋全体(ゆっくり)
こたつ(中)200W6.2円1,488円体だけ
ホットカーペット(2畳)200W6.2円1,488円体だけ
電気毛布50W1.6円372円体だけ

消費電力は、よくある機種の目安です。お使いの機種の値は本体のラベルや取扱説明書で確認できます。

1時間あたりで安いのは、こたつと電気毛布

電気毛布は1時間あたり約1.6円、こたつとホットカーペットは約6.2円です。どれも体に触れる部分だけを暖めるので、消費電力が小さく済みます。

ただし部屋の空気は暖まりません。一人で座って過ごす時間や、寝るときに向いています。

部屋全体を暖めるならエアコンが有利

エアコンは、外の空気から熱を集めて部屋に運ぶ仕組みです。そのため、使った電気の何倍もの熱を部屋に届けられます。電気ストーブやセラミックファンヒーターは、使った電気をそのまま熱に変えるだけなので、同じ部屋を暖めるならエアコンのほうが電気代を抑えやすくなります。

エアコンの消費電力は、運転を始めた直後に大きく、部屋が暖まると下がります。表の700Wは、運転中の平均的な目安です。

電気ストーブ・ヒーターが向いている場面

電気ストーブやセラミックファンヒーターは、スイッチを入れてすぐ暖かくなるのが長所です。脱衣所やトイレ、朝の着替えのときなど、短い時間だけ使うなら電気代もそれほどかかりません。たとえばセラミックファンヒーター(1,200W)を15分使うと、約9.3円です。

オイルヒーターは、空気を汚さず音も静かですが、表の中では電気代が高い部類です。設定温度に達すると自動で出力を下げる機種が多いので、実際の電気代は表より少なくなることがあります。

電気代を抑える組み合わせ

自分の家の暖房で計算する

使っている暖房の消費電力と使う時間を入れると、1か月・1年の電気代と、複数の家電の合計がわかります。

家電の電気代計算を開く →

計算のしかた

電気代は「消費電力(kW)× 使った時間(h)× 単価(円/kWh)」です。たとえばエアコン(700W)を1時間使うと、0.7kW × 1時間 × 31円 = 21.7円です。1か月は、これに8時間と30日をかけて5,208円になります。

電気料金の単価は、電力会社や料金プラン、燃料費調整額によって変わります。検針票の「電力量料金 ÷ 使用量」で自分の単価を出し、電気代計算に入れると、より実際に近い金額がわかります。

出典・更新日

最終更新: